記事参考:PlayStation.Blog


※オリジナルサイズは、PlayStation.blogのリンク先から見ることが出来ます。
リアルなキャラクターモデルは勿論のこと、MLB09では「グローバル・ライディング・モデル(グローバルイルミネーション(以下GI)?)」に力を入れているとのこと。
グローバル・ライディングですか?
簡単に説明すると「壁からの反射光や、地面からの照り返し」等の拡散光を、選手などに適用しているとの事で、それによりかなりリアルな表現になっています。セガの「ソニックワールドアドベンチャー」も似たような技術が使われていますが、あれは「事前にGIを計算しテクスチャーに適用」というかなりの力業で、リアルなグラフィックを再現していましたが、MLB09ではそれらを「リアルタイム」に計算しているところが凄い。
具体的な大まかな処理
・直射日光(メインの太陽光)をトレースして、細かい影生成からスタート。・太陽光とは別に、空全体をスカイライト(光源)として、各オブジェクトに適用。
・スタジアムや地面等から反射された太陽光のトレース(拡散光の計算?)
(拡散光は、反射したときのオブジェ(グラウンドや壁)の色に変化し、周囲のオブジェを照らす。)
(赤い床なら赤い光で、周りの壁などを照らす 1枚目画像右の3枚目のサンプル画像参照)
・上記の計算を観客(最大5万人)にも適用(すげぇ 笑)
・選手も当然、直接光の「太陽光/スカイライト?」拡散光の「スタジアムや地面」からの間接光で照らす
・上記全部ひっくるめて、秒間60フレームで処理(まぢ?)
流石に拡散光の再反射の計算まではしてなさそうですが、コンシューマ機で「グローバルイルミネーション」を採用すること自体が非常に珍しい上、「5万人の観客にも適用」ってのは凄まじい気がします。
”多分!”
その”多分”ってなんですか!
いやさ、ミラーズエッジのように、GIでライディングされと思われるような綺麗な背景のゲームもあるし(リアルタイムなのか、ソニックのような力業なのかは不明)、海外はPS3/XBOX360問わず綺麗なグラフィックのゲームが多いし、今のコンシューマ機のゲーム技術で、GIが何処まで凄いのかは、ぶっちゃけイマイチよく分からないし・・・ここまで色々書いておいて
そんなことを言うか・・・
ただ、この技法は「めっさ負荷が高い」事は確実なので、それを「5万人の観衆」にも適用するパワフルさ自体は凄いなぁと思うわけです。そんなことを言うか・・・
その辺はCellのパワーを、具体的に発揮し始めた
感じですね。
RSXでここまでの芸当が出来るとは思えないので、多分そうでしょう。感じですね。
まぁ、比較的負荷の小さい「スポーツゲーム」だから出来る芸当とも言えるかもしれませんが、他機種と差別化が図れる技術がどんどん出てくる良いですね。
他にも色々語られているようですが、レザ的にはこれが限界(汗)
この記事へのコメント
麦
自分の他のソフトへの見方にも変化が出てくるかも。
Lizerd
とりあえず、それが伝わっただけでも良かったですw
GIは影の陰影が非常に柔らかく自然になるのが特徴で、若干好みもありそうですが、変なテカリも減ってリアルになるので普及して欲しい技術です。が、流石に難しいかな・・(汗)