■▶ BEYOND: Two Souls トライベッカ映画祭2013トレーラー(日本語吹き替え版) - YouTube
本作の特徴は、なんと言っても現行機最高品質のグラフィックとストーリー。
条件が全く違うので単純な比較は出来ない物の、グラフィックの品質はノーティドッグ最高傑作「The Last of Us」をしのぐように思えた。
具体的には、所々のシーンで「これもう実写レベルw」を軽く通り越して「完璧な実写」と思えるリアルかつ美しいグラフィックが随所に見受けられ、下の2枚が特に感心したシーンである。(トレイラーより)


通常どんなにリアルに仕上げても「CGっぽさが残る物」だが、下の2つのシーンは静止画にしてあら探しをしてようやくそれを感じるレベルで、特に雪のシーンでは度肝を抜かれた。
これらは間違いなくリアルタイムで動き、なおかつ操作できるというのだから技術の進歩が凄い。
また「The Last of Us」で見られたような、高速移動時や中距離などで見られた低品質テクスチャーや、高品質テクスチャーの貼り遅れのような自体も非常に少なく、この辺に置いても素晴らしいと思った。
(繰り返すけど、ゲームが根本で違うので単純な比較はできないが)
ストーリーの方はどうでしたか?
主人公「ジョディ・ホームズ」の過酷な人生を追体験していくストーリーになっていますが、「時系列に沿ってジョディの成長を追体験」ではなく「決められた順番に様々な時代のジョディを追体験」なので、正直違和感を感じるときもあったが、「だからあの時、ああなったのか!」という発見もできて個人的には中々楽しかったが、話の理解が難しくなるため、ここは好みが分かれるところだと思う。あと、登場してくる重要な人物の一人との絡みが少し中途半端なのも気になったり
全体的に話の中身や組み立ては良いと思うのだが、どうしても納得いかない部分も1つあった。
もうひとつは「ストーリーの分岐」なのだが、やり込んでいないのでまだ変わらないが
「一つ一つの場面に数種類の分岐パターンが存在」し、「その時々(プレイヤー)によって様々な物語を体験しつつ」、「最終的に1つの大きな物語を楽しむ」というタイプのゲームになっている。
あと、QTEの方はどうでしたか?
まず基本的に「極端なQTEアレルギー」の人は止めた方が良いと思う。そういう人は、例えどんなに優秀で自然に馴染んだ物を実装したところで、マイナス評価になるからだ。
なるほど・・・・
そういう方を除外すれば、「好きじゃないけど特別嫌いでもない」という人にも自然に「ジョディ」を動かして物語を体験する事が出来ると思う。また、一見ADVオンリーのように見える本作ですが、時折TPS系のようなステージも存在し、その基本はスニーキングミッションで「メタルギアのスニーキング」&「QTEオンリーの戦闘」とイメージしてもらえれば分かりやすいと思う。
「壁」から「壁」へのダッシュも「×」ボタンの長押しというお手軽さ。
(勿論、周りの状況を確認&注意する必要はある)
なので、「MGS」のスニーキングを楽しみつつ、難しい戦闘は「簡単に」楽しめるが、キャラクターの動きに癖があるため、そこが少しストレスになるかもしれない。
また極めつけでDLC「最先端の訓練」モードが存在する。

シビアな入力が求められるようなアクション要素は「ほぼ」皆無なのだが、部屋に仕掛けられた様々な仕掛けを時ながらステージを進んでいく中々面白い物になっていた。
特典のボリュームは短めなのは残念だが、今後の配信に期待したい所。
総合的には、色々な部分で癖のあるタイトルなので「万人にはお勧めしづらい」
ただ、とんでもない品質のグラフィックや心打たれるストーリーは素晴らしいので、「ゆっくり映画を見るような感覚」で、時より非常にハラハラさせられる「QTEアクション」を楽しみながらプレイができると思う方は、是非とも本作を体験していただきたい。
BEYOND : Two Souls (初回生産限定版) (初回封入特典 追加シーン・オリジナルサウンドトラックなど豪華ダウンロードコンテンツ 同梱)
ソニー・コンピュータエンタテインメント
2013-10-17

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この記事へのコメント
うーん
そんなことは感じませんでしたか?
もうゲームというより体験する映画だね
Lizerd
体質的に?自分は3D酔いしやすい方だと思うのですが、本作では一度もありませんでした。
たまたま相性が良かったと言う感じなのかな?
> 様
体験する映画というか、自分も映画に参加し物語の変化に関われるという感じで、非常に楽しめました。
たなか